ラーコツィ独立戦争

18世紀ハンガリーのラーコツィ独立戦争についてのメモを淡々と更新するもの。

2019-10-18から1日間の記事一覧

ベゼレディ・イムレ

ハンガリー貴族の御曹司。クルツ軍の将軍。 ガボール・エステルハージの騎兵連隊長として、スペイン継承戦争でフランスと戦う。1704年、ミクロスシボリクの扇動でクルツ軍に加わると、ケセグ、ショプロン、下オーストリアの襲撃で活躍する。1705年の聖ゴッタ…

アダム・バログ

ハンガリーの貴族。クルツ軍の将軍。 トランスダヌビアのカトリック貴族出身。1702年頃までハプスブルク軍と墺土戦争に参加する。ラーコツィ独立戦争勃発後もしばらくは皇帝に忠誠を誓っていたが、1705年頃にはクルツ軍に加わる。ギョルバールやエゲルバール…

アンタル・エステルハージ

ハンガリーの貴族。ハプスブルク軍のちクルツ軍の指導者。テケリ・イムレの甥に当たる。 1697年から1702年までハプスブルク軍の司令官として墺土戦争に参加。ラーコツィ独立戦争が勃発すると、シュリック将軍の下でクロアチア人の蜂起の鎮圧、フォルガッハの…

マイクス・クレメント

ハンガリーの作家。1707年にラーコツィに従軍した後、ポーランド、フランス、オスマン帝国までラーコツィに同行し、亡命者の日常を記した207通の「トルコの手紙」などの文学作品を残した。ラーコツィの死後も祖国への帰還は許されず、仲間の死を見送りながら…