ラーコツィ独立戦争

18世紀ハンガリーのラーコツィ独立戦争についてのメモを淡々と更新するもの。

ベゼレディ・イムレ

ハンガリー貴族の御曹司。クルツ軍の将軍。 ガボール・エステルハージの騎兵連隊長として、スペイン継承戦争でフランスと戦う。1704年、ミクロスシボリクの扇動でクルツ軍に加わると、ケセグ、ショプロン、下オーストリアの襲撃で活躍する。1705年の聖ゴッタ…

アダム・バログ

ハンガリーの貴族。クルツ軍の将軍。 トランスダヌビアのカトリック貴族出身。1702年頃までハプスブルク軍と墺土戦争に参加する。ラーコツィ独立戦争勃発後もしばらくは皇帝に忠誠を誓っていたが、1705年頃にはクルツ軍に加わる。ギョルバールやエゲルバール…

アンタル・エステルハージ

ハンガリーの貴族。ハプスブルク軍のちクルツ軍の指導者。テケリ・イムレの甥に当たる。 1697年から1702年までハプスブルク軍の司令官として墺土戦争に参加。ラーコツィ独立戦争が勃発すると、シュリック将軍の下でクロアチア人の蜂起の鎮圧、フォルガッハの…

マイクス・クレメント

ハンガリーの作家。1707年にラーコツィに従軍した後、ポーランド、フランス、オスマン帝国までラーコツィに同行し、亡命者の日常を記した207通の「トルコの手紙」などの文学作品を残した。ラーコツィの死後も祖国への帰還は許されず、仲間の死を見送りながら…

サイモン・フォーガッハ

ハンガリーの貴族。ラーコツィ独立戦争の指導者。 1685年のより墺土戦争に参加し、バイエルンやオーストリア軍で騎兵の司令官となる。1703年にズヴォレンの戦いではクルツ軍の鎮圧に向かうも退却。 1704年、クロアチアの自治を無視し自身の家臣を逮捕された…

ヤーノシュ・ボティアン

ハンガリーの貴族及びラーコツィ独立戦争の指導者。 1664年からハプスブルク帝国軍の墺土戦争に従軍し、いくつかの英雄的行為を残した。1683年のエステルゴム奪還戦、1685年のブタ包囲戦でも活躍。1692年にベオグラードの戦いで片目を失い、『盲目のボティア…

オクスカイ・ラースロー

クルツ兵士。 軽騎兵としてパルフィの連隊に属し、オイゲンの十字軍に参加。同志を殺害し逃亡、イスラム教に改宗し、1699年にはまた復隊しスペイン継承戦争に参加するが、今度はフランスに逃亡し、フランス王のボディガードになった。 1703年、ラーコツィの…

リトル・アルバート

ハンガリーの兵士。ラーコツィ独立戦争の指導者。 アルバートはテケリの蜂起にも参加し、彼の後を追ってトルコにも行った。1692年にサンドールの軍に入隊しクルツと戦うも、1694年には退役しクルツ軍に加わる。1697年にはヘキルジャの蜂起を組織するもサンド…

タマス・エッゼ

ラーコツィ独立戦争の指導者。 1696年頃、タルパの農奴出身のエッゼは貧しい人々のための秘密組織を参加した。彼等は蜂起の前にサンドールにより逮捕されたが、ヘギャルジャの蜂起には参加出来なず、1698年に釈放された。1702年、エッゼはキス・アルバートと…

サンドール・カロイ・デ・ナギカロリー

ハンガリーの貴族、政治家。ラーコツィ独立戦争の指導者。 1687年のゼンタの戦いに以後、ハプスブルク帝国は現在のスロベニアとトランスバニアを含むハンガリーの大部分を回復したが、何人かの帝国軍の将校は回復した土地をまるで植民地のように扱った。北ハ…

ミクローシュ・ベルチェーニ

ハンガリー貴族であり、ラーコツィ革命の指導者。 ベルチェーニはトルナバ大学で学び、パル・エステルハジーの下で軍隊のキャリアを開始する。1685年、ヴァグッチェリエの司令官となり、1686年にはブダの包囲で活躍、大佐の階級を授与される。 1690年、貴族…

ラーコーツィ・フェレンツ2世

ラーコーツィ・フェレンツ2世(1676年 - 1735年)はハンガリーの大貴族で、反ハプスブルク独立戦争の指導者。 1676年、トランシルヴァニア公の称号を持つラーコーツィ・フェレンツ1世と、クロアチア太守ペータル・ズリンスキの娘で、勇将ニコラ・ズリンスキの…