ラーコツィ独立戦争

18世紀ハンガリーのラーコツィ独立戦争についてのメモを淡々と更新するもの。

アダム・バログ

ハンガリーの貴族。クルツ軍の将軍。

 

トランスダヌビアのカトリック貴族出身。1702年頃までハプスブルク軍と墺土戦争に参加する。ラーコツィ独立戦争勃発後もしばらくは皇帝に忠誠を誓っていたが、1705年頃にはクルツ軍に加わる。ギョルバールやエゲルバールの戦いでの勝利や、ウィーン国境まで2度迫った襲撃などが有名。1708年、帝国軍のセルビア騎兵隊を破り、准将に任命される。

 

1710年、セクサールドの戦いにて帝国軍に捕らえられ、皇帝は彼を「詐欺師」とし、軍事裁判で死刑とした。